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神の樹「Redwood」に出会う旅

カヤノスタッフ押切まゆみが、アメリカで体験したRedwoodの魅力をお伝えします

第1回 (2005年12月25日発行 かわらばん第249号 掲載)

カヤノがレッドウッドと出会ったのは、もう20年近く前のこと。木材としてタンニンを多く含んだその性質は、外部の使用に強く、以来ガーデン工事を通じて、デッキやフェンスをレッドウッドでご提案してきました。建築材としての素晴らしさだけではなく、樹木としても「神の樹」と呼ばれる神秘的な由縁も多く、折にふれ皆様にもお伝えしてきました。レッドウッドは1億6千万年前の太古より生息し、永い歴史を経て、現在はアメリカ・北カリフォルニアの海岸地域にのみ自生しています。高さ100メートルを超えるレッドウッドの木々は世界最長の木とも呼ばれ、寿命は2000年と言われているそうです。 「レッドウッド」を知る程に、いつか生息地のカリフォルニアに行ってみたいと思うようになりました。昨年(かわらばん掲載当時2004年)、TBSの「世界遺産」に特集され、偉大で神秘的な姿に想いは増すばかり・・・。そして今回、ついに念願叶って、レッドウッドを訪ね、アメリカへ行ってくることができたのです。今号より、何回かに分けて、この旅の報告記を掲載いたします。ぜひ、お読みください。

 

▲後方に写っているのがゴールデンゲートプリッジ

2005年11月27日、日本を出発し、アメリカ・カリフォルニア、サンフランシスコ国際空港に到着。ここから北上し、最終ポートランドに向けて長い旅が始まります。チャーターしたミニバスに乗り込み走ること1時間、サンフランシスコを一望できる丘に立ち寄りました。青空や海と共に、ダウンタウン、フィッシャーマンズワーフ、映画でも有名なアルカトラズ島、ゴールデンゲートブリッジなどが見渡せます。湾に続く景色を満喫しバスに戻り、サンフランシスコの美しい街並を抜け、しばらく走るとゴールデンゲートブリッジが見えてきました。サンフランシスコを代表するこの橋は、世界中の400以上の橋を設計したジョセフ・ストラウスの生涯最後の設計により、4年の年月をかけ1937年に開通しました。海流の流れが速く、強風と濃霧が多い海峡で、危険と隣り合わせの工事だったそうです。鮮やかな朱色に近いオレンジ色で、周囲とのコントラストも美しく、街が霧に覆われてもはっきりと姿を現します。その日は空と海の青さの中、より鮮明にその存在感を示していました。

 

▲この黒い物体がアザラシの群れ

途中、フィッシャーマンズワーフに立寄り散策。ここはサンフランシスコで一番人気の観光スポットです。イタリア人漁師の船着場として栄えたこの港は、もとは桟橋として使われていました。ゆでたてのカニやエビ、クラムチャウダーの香りが潮風にのって流れています。隣接したPIRE39は、昔、埠頭(ピア)だった場所でした。現在は100を超えるショップが連なり、観光客も地元の人も楽しめる場所。水族館やゲームセンター等もあり、テーマパークのように楽しめます。ピアのすぐ隣の波止場にいたのは、なんとアザラシの群れ!(小さな耳がついているのでシーライオンというらしい)。このアザラシたちは、1989年のサンフランシスコ地震の後、訪れるようになり、冬期には900頭ものアザラシがここに住んでいるそうです(夏はチャンネル島に引越し)。

フィッシャーマンズワーフからベイブリッジを経て、今日の宿泊地「ナパ」へ向かう。ベイブリッジはサンフランシスコとオークランド、バークレーをつなぐ上下2階建ての橋で、全長13.5キロメートルもあり、交通量は世界一といわれています。ナパに到着し、近くのマーケット等を見学後、ホテルのレストランにて夕食。明日はカリフォルニアワインの産地、ナパバレーのワイナリーを何件か訪ねながら、レッドウッドを目指して更に北へ向かいます。翌日に備えて早めに就寝。

次号では、ナパのワイナリーをご報告します。

【神の樹「Redwood」に出会う旅 第1回 (2005年12月25日発行 かわらばん第249号 掲載)】

”神の樹「Redwood」に出会う旅”は、2005年12月発行のかわらばん第249号から5回にわたって連載された、アメリカ研修の報告記です。