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社長あいさつ


代表取締役社長  茅野 与志樹

日頃より、株式会社カヤノ、クロワッサンの店、HOUSE & GARDENのご利用を賜りまして、大変有難うございます。

私どもカヤノの歴史は1921(大正10)年、私の祖父である茅野与作という一人の木挽き職人から始まりました。祖父は丸太から板物を製材し、それをリヤカーに乗せ、販売することを生業としていた職人です。当時は機械もありませんでしたから、木挽き職人には肉体労働と、木を扱うという繊細な感性が求められていました。今では想像も出来ませんが、信濃川は多くの材木屋の貯木場として利用されていたと聞いています。
祖父の時代には太平洋戦争、木材統制といった大きな時代のうねりが起こった頃でもあります。戦後は全ての産業で機械化が進み、祖父は川端町(現:HOUSE & GARDEN)に「茅野材木店」を創設し、「手作業から機械化へ」と仕事の内容も変革していきました。

それから時代は進み、私の父(2代目代表取締役社長 茅野与一郎)の代では、アルミサッシの取り扱いを始め、新建材、住設機器を扱うメーカー、東京問屋各社との取引も始まりました。特に、昭和39年に起こった新潟地震以降、個人住宅の需要が高まり、昭和41年には現在の東区に開発された製材団地に、同業各社とともに我々も大型製材工場を設立しました。製材工場を持つということは私たちにとって大きな事業の転換期でした。そして、昭和56年、本社を現在の美咲町へと移転しました。

3代目の私の代では、昭和59年に株式会社カヤノハウジングプロジェクトを設立し、個人住宅の建築、ガーデニング、クロワッサンの店新潟店といった、直接お客様の顔が見える業態へと変革を目指しました。その後、平成2年、世界中の樹の小物を販売する「WE LOVE WOOD」を開店し、生花の取り扱いも始めました。それが、現在の「HOUSE & GARDEN」の前身となっています。そして、平成7年「有限会社 茅野材木店」から「株式会社 カヤノ」へと社名、組織を変更しました。
企業が継続をするには、お客様に喜んで頂けることが第一条件ですが、時代の流れとともに変革を繰り返すことも求められます。もちろん、今でも「茅野材木店」の志を受け継いで事業を行っていますが、祖父の頃からの時代の変化を痛感しています。そして、これからも時代の変化と共に「継続と変革」を念頭に、カヤノはお客様、社会のお役に立つ組織であり続けたいと考えております。

私たちカヤノのカンパニースローガンは「生活を楽しむモノ、コト、スペース」です。お客様に楽しんで頂くことで、我々社員もやり甲斐を頂き、そして、最終的には一企業として、きちんと社会貢献を果たすことを大きな目標に掲げ、このスローガンを作りました。
カヤノは2021年に創業100年を迎えます。このことは、企業としてひとつの通過点でもあり、これまで多くのお客様に支えて頂いた証でもあります。
これからも、感謝の気持ちを忘れず、大きな志と素直な心を持って、皆様のご期待に沿えるような企業であり続けたいと考えております。
今後とも株式会社カヤノへのご愛顧の程を、宜しくお願い申し上げます。

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