リノベーション, リフォーム, 家づくり
2020年09月08日
住宅・ライフスタイル事業部の中御門です。
まだまだ暑さも続きますが秋に向かって、家のこと、いろいろ考えてみませんか?
新築のとき、お子さまが小さかったりすると、子ども部屋はひとつの大きな空間にしておき、将来個室が必要になったときに仕切りを考える、というケースがあります。
右側にドアが2つ見えています。将来のためにドアは初めから2つ。
こちらのお部屋は12畳の空間を子ども部屋にされているお宅。
右側の壁に白いドアが2つついているのがお分かりいただけますでしょうか。
扉と扉の間のところで、ちょうど6畳ずつの空間に分かれます。
同じ広さになるお部屋には同じ大きさの窓があります。
小さい間はおもちゃを広げてお子さまたちが一緒に遊んだり、走り回ったり、ご家族皆さんで一緒にお布団を並べて寝たり、広い空間を多目的に使う考え方です。
初めから2部屋の個室にするとこれだけの広い空間を得ることはできませんね。
2007年に新築され今年で13年目を迎えられるお客様から、子ども部屋の仕切りを作りたいというお話をいただきました。
お子さまが中学生になり男の子と女の子だということもあり、独立したお部屋をつくってあげたいとのこと。
収納家具で仕切りをつくる案もあったようですが、お子さま達とも話し合われ、壁をつくって仕切る、ということになりました。
これから工事スタート。壁をつくる位置に印をつけて。
子ども部屋が勾配天井になっていて、梁が現しになっている解放感のあるお部屋です。
2つの窓の真ん中、梁と梁の間に壁をつくっていきます。
壁をつくるための下地をつくっていきます。
仕切り壁をつくるための下地づくり。
勾配天井のところも天井に沿って木材を取り付けていきます。
お家の前に作業スペースをつくらせていただいて大工さんが材料を切っていきます。
必要な寸法を測るのもあっという間なら、材料を次々と切っていくのもあっという間。
大工さん2人での作業は阿吽(あうん)の呼吸で進んでいきます。
壁ができる位置に下地が取り付けられていきます。
壁が完成。壁紙を貼る前の状態です。
壁の下地が完成しました。
ピンク色の壁が完成したわけではなく、この上に壁紙を貼っていきます。
このピンク色の壁の下地は、『ハイクリーンボード』という商品名の石膏ボードです。
吉野石膏の「ハイクリーンボード」は、ホルムアルデヒドの透過を抑制する働きがあります。
「ハイクリーンボード」は、耐火、遮音、耐力といった性能をもった石膏ボードに、シックハウス症候群の主な原因物質のホルムアルデヒドを吸着して分解するという性能が付加された優れものです。
カヤノの新築のお宅には現在すべてこちらの石膏ボードを使用しています。
壁紙を貼ると隠れて見えなくなりますが、壁紙を貼る前のピンク色の壁の状態は、このハイクリーンボードを使っている証です。
完成しました。片側の部屋から見た状態です。
今までの壁の部分と新しく作った壁、見分けがつかないくらいです。
大工さんとクロス屋さんの仕事で、合わせて約1日半で完成。
お子さま達のベッドや机が運び込まれ、次の日にはもう自分の城が完成。お部屋の中を見せていただくことはできませんでした。
勉強に集中できる空間になって、お子さま達がさらにお家が好きになってくれるといいなと思います。
大きなリフォーム(最近はリノベーションという言葉もよく使います)から、小さなリフォームまで、こんな風になるといいな、できるかな、と思っておられることがありましたら、ぜひご相談ください。
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