住宅
2020/12/21

『壁をつくらず、家具で仕切る』No.2 マンションフルリノベーション

このブログを書いた人
大島紀美子(住宅ライフスタイル事業部)

こんにちは。住宅ライフスタイル事業部の大島です。
先週末は、新潟らしい寒さでした。
新潟市内もこれからの雪に対応できる、準備が必要な時期になりました。

さて、先日(12月12日(土)・13日(日))に開催いたしました、
築42年になる「カーサ礎」のマンションフルリノベーションの室内を、
古澤(12月14日ブログ)に引き続きご紹介したいと思います。

壁をつくらず、家具で仕切る No.2 水廻り

もともと個室に区切られていたお部屋を、
大きな1室にして、製作家具で間仕切る、という大変化を成し遂げた今回の
リノベーション。

水廻り(トイレ・洗面・浴室)は、マンションフルリノベーションでは、
大きく位置を動かせないため、ガラッと変えることが難しい部分でもあります。
今回も、それらは、もともと設置されていた場所とほぼ同じ位置に計画。
出来上がった洗面は、こんな素敵な空間。

この左側がトイレ、右側が浴室となります。

 

洗面とトイレは小さな壁で仕切られていますが、
もともとは、この位置で普通に壁があり、ドアがついていて、
普通の個室のトイレでした。

お風呂ももともとと同じサイズのユニットバスに入替をされましたが、
アクセントに木目調のパネルで温かみを感じ、
全体のホワイト色が広さと明るさを感じます。

トイレと洗面を一体で見ると(一歩下がって見ますと)、

このような空間になっています。
この開放感、いかがでしょうか。とっても広々して気持ちがいいですね。
おトイレは、個室として区切られている方が落ち着く、という感想をお持ちの方も
もちろんいらっしゃいますが、
この度のリフォームは、ご夫妻お二人の暮らしのためのものでもあり、
お住まいになる方の生活スタイルをお聞きしながらの空間づくりでもありますので、
結果、このような開放感あふれ、温かみのある洗面所&トイレ空間が出来上がりました。

トイレットペーパー置き場にも遊び心が。

また、洗面カウンターは、いろいろな素材を組み合わせて、
オリジナルで製作したものです。
カウンター材は木製、洗面ボールは理科の実験用のシンク、水栓金物はユニバーサルデザインの器具。
そして正面には、豊富な種類の中から選んだモザイクタイルが、
より手作り感をプラスしてくれています。
お施主様こだわりの空間です。

マンションでも、こんなに見違えるほどに生まれ変わるんだ!と思わせてくれるリノベーション物件です。
ここまでの大胆な空間の実現ができたのは、
お施主様の、「こうしたい!」という思いと、
すばらしいセンスによるものと思います。

お引渡し前の2日間お借りして、たくさんの方にご覧いただけたこと、
スタッフ一同感謝しております!
本当にありがとうございました。

次回マンションフルリノベーションのお部屋の公開は、
2021年1月3日、コープ野村川端町の8階のお部屋です。
こちらも、どうぞご期待ください。

 

このブログを書いた人
大島紀美子(住宅ライフスタイル事業部)

小学生の頃の通学路、住宅の屋根の下地をつくる大工さんを見て「私も将来大工さんになりたい!」と思った私は今、お客様のための心地よい家やお部屋を大工さんにつくってもらう仕事をしています。

担当業務:住宅営業