以前、大型リフォームで理想のLDKを【戸建て編】でご紹介したお宅のリフォームが完成しました。
仏壇、床の間のある和室ともう一室和室、昔はハレの間として使われていた、広い縁側のある和室二間続き。
今の生活では普段使わない部屋になってしまいました。
でもその部屋が家の中で一番よい場所にある、それはもったいないな…と感じられていました。
そこで、和室二間続きをLDKに、以前のLDKの場所を寝室に、という構想がスタートし、二間続きをひとつの空間にして、LDK空間に生まれ変わりました。
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廊下のつきあたりの押入はなくして、窓も設けました。
以前はこの西側は、押入、仏壇、床の間が配置されて全て閉ざされた壁になっていましたが、道路側の景色も見え開放感が生まれました。
ただ、2階を支えるために残さなくてはならない柱もありましたが、壁と同じクロスで仕上げ存在感を少なくしています。
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キッチンは北側の壁に面して配置。
高い位置に窓を設けることで、お隣と視線も交わらず、安定した光が入ります。
キッチンから浴室までのストレート動線をつくることも今回のリフォームの大きなテーマでした。
階段の位置はそのまま、押入やトイレがあった場所を、行き来ができるように変更しました。
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リフォームの場合、解体して初めてわかることもあったり、当初描いた完成図も、工事途中で変更を余儀なくされることもありますが、この先長く快適に住まうために、思い切って工事をしてよかった、とおっしゃる方も多いです。
今年度は、国の住宅省エネキャンペーン2025の補助金対象となる工事がありますので、リフォームをお考えの方、ぜひご相談ください。