住宅
2021/12/11

レッドウッドを暮らしに取りこむ vol.2

このブログを書いた人
茅野直樹(営業推進部)

レッドウッドとは:アメリカ西海岸、カリフォルニア北太平洋岸の肥沃な大地にのみ自生する巨樹。
世界最長の木(約100m)で、新潟の西堀にあるNEXT21ほどの高さがある。

築100年を超えるレッドウッドの家

社内研修でカリフォルニアのレッドウッド国立公園を訪ねたときに撮影したこの邸宅は、
1884年に木材会社のオーナーがレッドウッドを使って建てたものです。
驚くことに、この邸宅は100年以上補修されることなく、現在もその姿を保っています。
その頑丈な家を支えているのはレッドウッドなのです。

世界遺産レッドウッド国立公園

レッドウッドは、世界中で北カリフォルニアの海岸沿いにしか生育していません。
それゆえ、正式名をコースト・レッドウッドといいます。
今では、原生林の95%が伐採され、わずか5%が残されているにすぎません。

1980年、この貴重な木を守るため、カリフォルニア州の北に位置する315平方キロメートルの森林が、ユネスコの世界遺産に登録されました。レッドウッド伐採後は、法律で植林することが義務づけられています。
まさに、『SDGs』です

我々もこの貴重な素材の『レッドウッド』を通して、『住まいや暮らしはの想い』、『SDGs』への姿勢をお伝えしていきます。

100周年迎える我々は、木挽き職人から始まり、木材の目利きとした材木屋として、さらに暮らしの視点からをトータルにライフスタイルをご提案するものとして、
100年使い続けられるこの素材を、歴史や実例をまじえながら、このマガジンの中でご紹介していきます。

このブログを書いた人
茅野直樹(営業推進部)

大学生時代、イタリアの家具見本市ミラノサローネに行ったのがきっかけで、家具との暮らし、空間表現の楽しさを知り、建築を志すように。インテリア学校卒業後、東京の設計事務所、ハウスメーカー従事後、新潟に戻り、現在に至る。

ワクワク夢が描けて気分が盛り上がる本:渋沢栄一著 論語と算盤 ・ モーリスセンダック著 かいじゅうたちのいるところ。

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