食と料理
2017/03/16

修道院のワイン

このブログを書いた人
岩野優子(住宅ライフスタイル事業部)

こんにちは。クロワッサンの店 川端店の岩野です。
新ヴィンテージのワインが入荷しております。

おすすめの修道院のワインご紹介します。

修道院で造られたワイン
生産者:Monastero di Vitorchianoモナステーロ ディ ヴィトルキアーノ 産地:Lazioラツィオ

今回はラツィオ州北部のヴィトルキアーノにある修道院で造られる、2015年のワインが入荷しました。
天候に恵まれなかった2014はブドウの品質的にも収量的にも厳しい年でしたが、
2015はどちらの意味でも素晴らしい年となりました。

ヴィトルキアーノという町にある、78人の修道女の住む、ベネディクト修道会シトー派の修道院。
沈黙・祈祷・精進・労役の厳粛な戒律の下に労働・作業を行い、ワイン以外にチョコレート、ジャムなどを生産し販売している。
モンテファルコのジャンピエロ・ベアの勧めで、それまで量り売りしかしてなかったワインを一部ボトリングして販売することにした。

畑ではボルドー液以外の農薬は一切使わない有機農法を実践。ワイナリーでは、ブドウ圧搾時に極少量の2酸化硫黄を使うのみで、ボトリングの際には一切使用しない。畑では、草刈りもほぼ手作業。無農薬でブドウ栽培。
温度管理も行わず醗酵熟成させ、ノンフィルターでボトリング。ボトル売り用にはより樹齢の古い樹のブドウを使用している。
ルスクム(ルスティクム)は、ウンブリアのジャンフランコ ベアのアドバイスを受け、マセレーション(果皮浸漬)を行ったワイン。
2007年ヴィンテージから少量のみ生産されている。
(輸入元資料より)

 

007

左から、ベネディック2015(赤 辛口)     ¥2,800+税
   品種:チリエジョーロ、サンジョヴェーゼ   

ベネディックは実験的に造られた赤ワイン。この地域の伝統的なスタイルで、チリエジョーロとサンジョヴェーゼのブレンドのワインです。醸造はコエノビウムやルスクム同様、人為的介入を極力排したもの。近隣農家から買い付けた葡萄で実験的に造られたものでごく少量のみの生産です。
甘酸っぱい赤い果実の香りと繊細な果実味のある、軽やかで飲み心地の良い赤ワインです。 

 

  中央:コエノビウム2015(白 辛口)     ¥2,500+税
   品種:トレッビアーノ45%、マルヴァジーア35%、ヴェルディッキオ20%

モンテファルコ最上の造り手「パオロ・ベア」のジャンピエロ・ベアの彼女(現奥さん)がたまたまこの修道院を訪れたのが事の始まり。直売所で販売しているワインなどを、ジャンピエロに買って帰ったところ、『このワインは、自分のワインに似ている』
という事で、ジャンピエロがすぐにこの修道院を訪れました。
通常は、その場でタンクから空き瓶に瓶詰めしたり、ダミジャーナで量り売りをしているようなワインだったのですが、
少しでも修道院の利益のためになるようにと、瓶詰めをすすめ、そして販売先(日本のヴィナイオータです)にリリース。
ラベルのデザインもパオロ・ベアのジャンピエロが手掛けました。 この価格で、これだけのレベルの物ができるというのは本当に驚きと太田社長も脱帽。
この価格でこれだけの価値あるワイン。修道院製でないと絶対にありえない価格です!
 

 

 右: ルスクム2015(白 辛口)        \3,000+税

品種:トレッビアーノ45%、マルヴァジーア35%、ヴェルディッキオ20%

 ジャンピエロ・ベアのアドバイスを受け、皮ごとの醸し発酵を行ったワイン。
2007年ヴィンテージから少量のみ生産されている。早期完売注意の商品です。
(輸入元資料より)  

今月は、造り手ピエール・パオロ・ペコラーリのワインが全て10%OFFです!!
2017.3お得ワイン

ゴリツィア東部のサンロレンツォ・イソンティーノで、親子3人によって営まれているワイナリー。
当初から環境に負荷のかからない農業を心掛け、除草剤などは一切使わず、畑ではボルドー液のみ使用。極少量の堆肥しか与えませんが、その堆肥も現在では自家製。
畑は平地にあるのにもかかわらず、石質な土壌なので、水はけが良く、凝縮したブドウができます。
ワイナリーでは、スタンダードクラスのワインに関しては、培養酵母を使用して醗酵を行いますが、上級キュベ2種類には培養酵母は使用していません。
上級キュベ2種類のうちアルティスと呼ばれているほうは、醗酵の初期段階を白ワインですが皮ごと行いますので、その際に皮に付く酵母を取り込めるので酵母の添加が必要ありません。
ステンレスタンクでの醗酵、熟成の後にボトリング。
もう1つの上級キュベは、単一品種、シングルヴィンヤードのワインで、樹齢の古いソーヴィニョン、シャルドネ、ピノ グリージョ、メルロー、レフォスコから造られます。
レフォスコに至っては、アレッサンドロのお祖父さんによって、1950年代に植えられたものになります。
白ワインに関しては、ブドウを圧搾後、醗酵が始まった段階で樽へと移し、残りのアルコール醗酵をさせ、赤ワインも果皮からの抽出が終わった段階で樽へと移し、残りの醗酵を終わらせ、そのまま熟成させます。(輸入元のコメントから)

3月の試飲会
2017.3試飲会2

 今月はこちらのワイン5種。
左から、グランセルヴァ2011(白 辛口) イル カッバリーノ(ヴェネト)¥2,500+税   
アルティス ピノ ビアンコ2014(白 辛口)ピエール パオロ ペコラーリ(フリウリ)¥2,800+税 
カ ロンバルダ2012(赤 辛口)イル カッバリーノ  (ヴェネト)¥2,600+税
メルロー2,010(赤 辛口)ラヴィアンカーラ(ヴェネト)¥5,300+税
ロザート2013(ロゼ) マッサヴェッキア(トスカーナ)¥5,400+税

ご予約をお待ちしております。

 

 

いつでもご試飲できます。

お気軽にお立ち寄りください。

お店で販売しているワインについて、こちらのページ【ヴィナイオータの自然農法イタリアワイン】も併せてご覧ください。
↓↓↓
https://www.kayano-life.co.jp/tokushu/wine.html  

クロワッサンの店では色々なイベントの企画をしております。
詳しくはこちら↓↓『クロワッサンの店 イベント情報!』をご覧ください!

 クロワッサンの店 イベント情報!

 

 

このブログを書いた人
岩野優子(住宅ライフスタイル事業部)

丁寧に生きる事、日々自分自身を作り上げていく事を大切にしたいと思います。

クロワッサンの店で買ってよかったもの:かまどさん
極めたい料理:煮魚
衝撃的なワイン:ビアンコムーニ2012(だったか?)開けて1ヵ月後のものを飲ませてもらった時、何か突き抜けた!自然派とはこんな感じか~‼と、味というより感覚が忘れられません。