食と料理
2014/10/09

ヴィナイオータのワイン a-iuto! と a-yuzuki! 入荷しています。 |

このブログを書いた人
中御門洋子(住宅ライフスタイル事業部)

HOUSE&GARDENの中御門です。
朝パソコンのキーボードを打っていると指先が冷たく感じるようになってきました。
昨晩の皆既月食はご覧になりましたか?月と太陽と地球の関係の不思議、閉店後のひと時、夜空を眺めて天体ショーを楽しみました。美しい月を眺めながら、ワインを楽しむ…のも素敵です。鍋料理も恋しくなる夜が増えてきます。夏とはまた違うワインの楽しみ方、見つけてください。

先月当店に初めて入荷したワインを2種類ご紹介しましょう。

A-iuto! Bianco 2011 ア ユート ビアンコ

ヴィナイオータの太田さんの長男 遊人(ゆうと)くんの名前を冠したワイン『A-iuto!』。アユート ビアンコ2011が入荷しました。
透明のボトルだからよくわかる琥珀色のワインの色、紅葉の季節にぴったりです。

A-iuto! Bianco2011 (¥3,600+税)

A-iuto! Bianco 2011 (¥3,600+税)

ぶどうを皮ごと醗酵させるつくり方で生まれるこの色合い。これが白…?と思いますが、太田ワインにはこの手のものが多いです。どこかちょっとスパイシーな感じもします。

A-yuzuki! 2009 ア ユヅキ 2009

今回入荷を楽しみにしていたワインの一つがこの『A-yuzuki!』。遊人くんの妹の遊月(ゆづき)ちゃんの生まれ年のワインです。

A-yuzuki! (¥3,200+税)

A-yuzuki! 2009(¥3,200+税)

赤です。
今年の春に、太田さんがこのワインを造っているトリンケーロを訪問されたときに出会われたワインだそうです。これがまた、素晴らしい内容のものです。

ワイン造りの詳しいことはわかりませんが、現地では原産地呼称委員会というものがあって、その検査を通って、DOCG(イタリアのワインに対する原産地認定のひとつ)を取るそうなのですが、造り手がいろいろな理由で、DOCGの申請をせずに保有しているワインがあるようです。原産地呼称というのは一種の権威なのかもしれませんが、その委員会が求める醸造学的に欠点のない完璧なワインの造り、というものに、ワインの造り手たちが興味を持っていない場合があるようです。このワインはまさにそういうものらしく、DOCGの認証をもらったら、6カ月以内にボトリングをしないと、それを過ぎると再申請し直さないといけないらしく、4樽分(約30,000本分)あるこのワインを持っているトリンケーロは、認証を取り続けることに手間をかけるよりも、認証をとらずに、ワインを理解する人に提供する道を選んだそうです。

というわけで、その事情を知った太田さんが、『これは買いだ!』と判断されて、買い占められたそうです。30,000本・・・すごい量ですが、太田さんは1樽分ずつ引き取っていかれるそうです。皆さんも、せっせと飲んでください! 理屈ぬきに美味しいです!

そして、とっておきの秘蔵写真を…

太田家の遊月ちゃんと遊人くん

太田家の遊月ちゃんと遊人くん

なんてかわいいんでしょう・・・。2年半ほど前の、このワインたちの持ち主、遊月ちゃんと遊人くん。

この秋はヴィナイオータワインを楽しんでください!

 

このブログを書いた人
中御門洋子(住宅ライフスタイル事業部)

小さい頃、家の間取りが載っているチラシを見て、こんな家に住みたいなと妄想するのが好きでした。二十歳の頃、クロワッサンの店の食器や調理道具を見て、いつかこんなものを使いこなす素敵な大人になりたいと思いました。衣食住そして花に関わり、お客様の笑顔に励まされる今の仕事を大切にしていきたいと思います。

担当業務:住宅営業
好きな食べ物:鶏の唐揚げ、好きな花:スイートピー、好きな漫画:サザエさん

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