どうして猫はコンクリートが好きなのか

こんにちは、住宅ライフスタイル事業部の野口です。

 

天候が不安定な毎日でホント困りますよね。

傘を持って出掛ければ晴れるし、逆に傘を持たない時に限って土砂降りで・・・

 

学生の頃、マーフィーの法則なんて本が流行りました。

あれを思い出します。

「洗車すると雨が降ってくる」みたいな経験則からくる教訓というか、都市伝説みたいな感じもありましたが、思わず唸ってしまうものばかりでしたよね。

 

 

現場では天候に左右されるのが、コンクリートを扱う工事や塗装工事です。

なかでもこれからの季節は気温が上がらないのでコンクリートを扱うのがとてもデリケートになってきます。

 

基礎工事っていうとガテン系で、『えいやっ』ってイメージがあると思うのですが、

意外（？）と繊細なんですよ。

 

 

例えば温度管理。

生コン屋さん（コンクリート製造工場）には年間のカレンダーがあって、そこには毎年の平均気温からこの日はこれくらいの温度補正をしましょう。と色分けされています。

 

じゃあ温度補正って何するの？

コンクリートって強度が上がるほど早く固まります。

つまり、少し強いコンクリートを打設してあげるわけです。

早く固まるってことは施工性が落ちますが、コンクリートにとって最悪なのは凍結です。

コンクリートって水をたっぷり使っていますから、当然凍ります。

簡単に言うと、凍る前に固めてしまえ！ってことですね。

 

もっと言うと、本当に凍結の心配がある場合は「防凍剤」といったものを混合したり、

コンクリートが強すぎる時は潤滑剤を混合したりと日々天候と戦っています。

 

これからの時期は本当に基礎業者さんは寒い中、踏ん張ってくれています。

現場で見かけた際には一声かけて上げてください。

お客様のあたたかい言葉で頑張れるものなんです。

 

そうそう！

コンクリートに猫の足跡って良く見かけますよね。

 

あれって何故だと思います？

 

コンクリートって固まるときに「熱」を発するんですよ。

「猫はこたつで丸くなる♪」って具合に猫は温かいものに寄ってきます。

それで思わず柔らかいコンクリートに乗ってしまうんでしょうね。

 

 

12月7日（日）断熱気密の体感会を開催します。

このイベントではカヤノの構造躯体と断熱性の良さを体感できます。

こういった現場の裏話も聞きに来て下さい。

 

 

『断熱と気密の体感会』

１２月７日（日）　pm13：30～15：00

長岡市　建築現場にて開催

ご参加をご希望の際は、下記へお申込みください。
現地の地図を送付申し上げます。

お申込み・お問い合わせ

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