生活雑貨
2022/10/27

コスパが最高!イル ヴェイと貴重なラ ビアンカーラ入荷です!

このブログを書いた人
岩野優子(住宅ライフスタイル事業部)

こんにちは。クロワッサンの店の岩野です。

気温が下がり、温かいものを求めるようになってきました。
濃厚なチョコレートや赤ワインも恋しい季節です。

ワインが入荷しましたので、ご案内します。
コスパが最高!イル ヴェイと貴重な入荷ラ ビアンカーラです!

目次

造り手:Il Vei / イル ヴェイ(エミリア ロマーニャ)

(輸入業者 ヴィナイオータ資料より)

ミラノから南東に100km、ピアチェンツァから南西に30kmの場所にあるルレッタ渓谷の中心部ピオッツァーノで、家族でワイナリーを営むイル ヴェイ。現当主サヴィーノと妻アンナは、大量生産、大量消費によって大地が汚染されていく状況に危機感を感じ、1980年代に都会の生活を離れこの場所で土地を買い、小さな家を建て、ブドウ樹を植えました。

美食の街ボローニャの西側、エミリア地方は、生ハムやサラミなどの豚肉加工食品の一大産地であり、パルミジャーノを中心としたチーズが多く手に入ることからも古くから発泡性ワインが好まれてきた地域で、イル ヴェイは糖分も酵母も一切添加せずに、ワインを早めにボトリングして、瓶内で二次醗酵させたフリッザンテを造っています(ヴィナイオータ用にはボトリングのタイミングを遅らせあまり発泡していないものをお願いしています)。ワイナリーは創業当時から地元密着型の量り売りをしており、注文があった分だけボトリングし販売を行っていることも特徴の一つです。

ブドウ畑は当初1ヘクタールほどでしたが、現在は8ヘクタールになり、ボルドー液以外の農薬を一切用いない有機農法を実践しています。ワイナリーではブドウのプレス時に若干量の二酸化硫黄を使うのみで、ボトリング時は一切添加していません。ワイナリー名のIl Veiは、ピアチェンツァの方言で「Il Vino(そのワイン)」を意味していて、最初に農場に付けた名前をそのまま引き継いで付けられました。1991年生まれの愛息リッカルドは、2017年から本格的にワイナリーの仕事を手伝い、父からワイナリーを引き継ぐ準備を始めました。

               右:当主サヴィーノと妻アンナ 左:息子リッカルド

 

今回入荷したワインのラインナップです。

左上から
Bianco2020(1500㎖)白 \3,300税込

品種:オルトゥルーゴ、マルヴァジーア

糖分も酵母も一切添加せずに、蓋の高さを自由に変えることができるセンプレ ピエーノと呼ばれるタンクでアルコール醗酵を行う。フリーランはDOCワインとなる750mlボトルに充てられ、残りと圧搾して出てきたワインをブレンドしたものを1500mlボトルにボトリング。プレス時には若干量の二酸化硫黄を使用するものの、微細な瓶内二次醗酵を行うために、ボトリング時には二酸化硫黄を一切添加しない。

Rosso2019(1500㎖)赤 \3,300税込
品種:バルベーラ、ボナルダ

糖分も酵母も一切添加せずに、蓋の高さを自由に変えることができるセンプレ ピエーノと呼ばれるタンクでアルコール醗酵を行う。フリーランはDOCワインとなる750mlボトルに充てられ、残りと圧搾して出てきたワインをブレンドしたものを1500mlボトルにボトリング。プレス時には若干量の二酸化硫黄を使用するものの、微細な瓶内二次醗酵を行うために、ボトリング時には二酸化硫黄を一切添加しない。

左下から
Ortrugo(オルトゥルーゴ)2020白 ¥2,310税込

品種:オルトゥルーゴ

糖分も酵母も一切添加せずに、蓋の高さを自由に変えることができるセンプレ ピエーノと呼ばれるタンクでアルコール醗酵を行う。フリーランを使用し、微細な瓶内二次醗酵を行うために、ボトリング時には二酸化硫黄を一切添加しない。

Malvasia(マルヴァジーア)2020白 ¥2,310税込
品種:マルヴァジーア

糖分も酵母も一切添加せずに、蓋の高さを自由に変えることができるセンプレ ピエーノと呼ばれるタンクでアルコール醗酵を行う。フリーランを使用し、微細な瓶内二次醗酵を行うために、ボトリング時には二酸化硫黄を一切添加しない。

地元の量り売りでお客さんが微発泡を望む場合には、ワインの一部を醗酵途中で濾過冷却し甘口の状態で保存したものをその場で数リットルブレンドしている。その余剰分をそのままボトリングしたものはマルヴァジーア アマービレ(銅色キャップ)としてリリース。

Gutturnio(グットゥルニオ)2018赤 ¥2,310税込 
品種:バルベーラ、ボナルダ

糖分も酵母も一切添加せずに、蓋の高さを自由に変えることができるセンプレ ピエーノと呼ばれるタンクでアルコール醗酵を行う。フリーランを使用し、微細な瓶内二次醗酵を行うために、ボトリング時には二酸化硫黄を一切添加しない。

Gutturnio Superiore(グットゥルニオ スーペリオーレ)赤 ¥2,310税込
品種:バルベーラ、ボナルダ

糖分も酵母も一切添加せずに、蓋の高さを自由に変えることができるセンプレ ピエーノと呼ばれるタンクでアルコール醗酵を行う。フリーランを使用し、微細な瓶内二次醗酵を行うために、ボトリング時には二酸化硫黄を一切添加しない。

 

造り手:La Biancara / ラ ビアンカーラ(ヴェネト)

(輸入業者ヴィナイオータ資料より)
ガンベッラーラはソアーヴェの隣に位置する小さなD.O.C地区。アンジョリーノ・マウレはこの土地で古くから栽培されているブドウ品種ガルガーネガの可能性を信じ、1989年よりワイン造りを始め、現在では11haの畑から年間約5-6万本を生産している。畑の土壌は火山岩質で、ミネラル分に富んでおり、斜面も日照条件のよい南東・南西向き。畑では“無施肥”による有機農法を実践している。ワイナリーにおいては、年々異なるであろう畑そしてブドウの皮に付く酵母を始めとする様々な微生物の生息状況も、それぞれのヴィンテージの特徴であると考え、野生酵母のみを使用して醗酵させ、醗酵・熟成には酸化防止剤の添加を一切行わない。ボトリング時もノンフィルターで、キュベ、ヴィンテージによってはボトリングの際にも酸化防止剤を使用せず、ノンフィルターでボトリング。

当主アンジョリーノ マウレと妻アレッサンドロ マウレ

「栽培方法」
完全無施肥から、ビオディナミに切り替え、EM菌も試し、ブドウ樹に対する栄養供給の目的ではなく、地力回復、微生物叢のバランスを整えるために自家製の純植物性の完熟堆肥を、地力が弱いと判断した区画にのみ施肥。

「農薬」
当初から除草剤などの農薬は使わずに、ボルドー液(ブドウ栽培において、様々な有機農法の認証団体が唯一使用を許可している農薬)のみを使用していたが、ビオディナミ調剤を試したり、EM、様々なハーブなどから作る煎じ薬を撒いたりと、ボルドー液さえも排除した農業を目指している。
※彼の住む地域はイタリア最大の平野部、パダーナ平野に面しているため湿気が多いので病気が出やすく、ボルドー液を撒く回数を少なくすることは極めて危険。近隣の農家に比べたら、もともと撒いているうちにも入らない程度しか撒いていないにも関わらず、排除したいのだそう。

「醗酵方法」
当初はプレスして出てきたモスト(ジュース)だけを使用して、いわゆる白ワイン的な造り方をしてきたが、グラヴナーやラディコンらと共に皮ごとのアルコール醗酵を試し始める。しかし長期間の醸し(マセレーション)には疑問を持つようになり、醗酵の初期段階1〜2日間のみしか醸さないことが多かった。しかし近年はサッサイアの一部で長期間の醸しに再挑戦!

「酸化防止剤」
当初から少量しか使用していなかったが、サッサイア2002の一部を完全無添加でボトリングを始めたのを機に、いまやサッサイアは半量を無添加でボトリング。マシエリにも無添加を試し、ピーコや赤ワインなどもヴィンテージによっては完全無添加でボトリング。目標は全ワイン完全無添加。

 

今回のラインナップです。

左より、

Masieriマシエリ 2021(SO2無添加) 白 ¥2,640税込
品種:ガルガーネガ


このマシエリはラ・ビアンカーラの中で最もスタンダードなキュヴェの白ワインになります。

 この2021年は酸化防止剤無添加で仕上げられています。
爽やかな香りと瑞々しい口当たり。口当たりには冷涼感がありながらもエキス感を感じる、しっとりとした果実味。ミネラル感も豊富ながら、円やかさのある旨みと上質な酸があり、サクサクと飲み進めやすい味わいとなっています。バランスよく、幅広い食事とお楽しみ頂けます。

 

Sassaiaサッサイア 2020(SO2無添加)白 ¥3,410税込
品種:ガルガーネガ

このサッサイアに使われるブドウの畑は彼の家の近くにあるパーセルを中心に、標高150m近辺にあるとのこと。彼の家の近くのパーセルが石(Sassi)がごろごろしていたために”Sassaia”と呼ばれていて、ワインの名前もそうしました。香りには柑橘系の爽やかさが感じられます。口当たりには清涼感のある爽やかな酸味。
エキス感のある果実味とバランス良いミネラル感が心地よくまとまっています。ボリューム感のある味わいながら、キレ味良く、飲み心地の良い味わい。上品な酸もあり、幅広い食事とお楽しみ頂けます。

 

Picoピーコ2019(SO2無添加)白 ¥4,620税込
品種:ガルガーネガ

Picoに使われるガルガーネガは、標高250mの3つのパーセル(Taibaneはその中の一つのパーセルの名前)でとれたブドウを使用しています。標高が高いので、Sassaia用のブドウに比べると成熟がゆっくりと進むので、よりミネラルなどに富んだブドウになるとのこと。仕立てはグイヨ。Picoはこの辺りの言葉で、”斜線の上部の点”を指し、そこから”最高のもの”という意味も持つようになった言葉から来ていて、文字通り彼の白ワインの最上級クラスの名前に使用しました。

 

 

So Sanソ サン2016赤  ¥5,830税込  
品種:トカイロッソ(グルナッシュ)100%
薄旨系ワインと一言では表現するのが勿体無い、優雅さをまとった1本。アンジョリーノ会心の作です。

 

RossoMashieriロッソマシエリ2021赤(SO2無添加)¥3,190税込
品種:メルロー50%、タイ・ロッソ50%
ロッソ マシエリはメルローとタイロッソ(グルナッシュと同一と言われる品種)から造られる赤!スルスルと飲めるカジュアルな飲み心地で、カシスやベリーの味わいです!

 

限定数で入荷しておりますので、お早めにどうぞ!

ご来店をおまちしております。

 

 

 

 

このブログを書いた人
岩野優子(住宅ライフスタイル事業部)

丁寧に生きる事、日々自分自身を作り上げていく事を大切にしたいと思います。

クロワッサンの店で買ってよかったもの:かまどさん
極めたい料理:煮魚
衝撃的なワイン:ビアンコムーニ2012(だったか?)開けて1ヵ月後のものを飲ませてもらった時、何か突き抜けた!自然派とはこんな感じか~‼と、味というより感覚が忘れられません。

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