こんにちは。
クロワッサンの店の岩野です。
イルヴェイが入荷しましたのでご案内します。
お待たせしました!
コスパ最高のイルヴェイが入荷しております!
かつては2,000円以下で購入できる“お値打ちワイン”でしたが、昨今の為替の影響もあり、今は2,000円台が中心。それでも、ナチュラルワインの中では非常にコストパフォーマンスが高い1本です。
気取らずにデイリーで楽しめるイルヴェイのワインは近年目覚ましい人気があります。
特にマグナムボトルはリーズナブルながら高品質でその大半の方がリピーターとなっています。
もともとイル・ヴェイのワインは、地元でしか流通していなかったそうです。
ワイナリーでは瓶詰めされたワインではなく、「量り売り」のスタイルでワインが販売されていたそうです。地元の人々は大きな容器を抱えてワイナリーに訪れ、そこでワインを注ぎ入れてもらい、家に持ち帰って日常的に楽しんでいたのです。
小さな生産量の上に、生産量の大半をワイナリーで地元の人たちに量り売りし、要望のあった分だけをボトルに入れて販売しているため、なかなか入手が困難なワインの生産者と言えます。
糖分も酵母も一切添加せずに、蓋の高さを自由に変えることができるセンプレ ピエーノと呼ばれるタンクでアルコール醗酵を行う。フリーランを使用し、微細な瓶内二次醗酵を行うために、ボトリング時には二酸化硫黄を一切添加しない。
造り手:Il Vei / イル ヴェイ
産地:エミリア ロマーニャ
右から、サヴィーノ ブラギエリ、アンナ マリーア マリアーニ、リッカルド ブラギエリ
ミラノから南東に100km、ピアチェンツァから南西に30kmの場所にあるルレッタ渓谷の中心部ピオッツァーノで、家族でワイナリーを営むイル ヴェイ。現当主サヴィーノと妻アンナは、大量生産、大量消費によって大地が汚染されていく状況に危機感を感じ、1980年代に都会の生活を離れこの場所で土地を買い、小さな家を建て、ブドウ樹を植えました。
美食の街ボローニャの西側、エミリア地方は、生ハムやサラミなどの豚肉加工食品の一大産地であり、パルミジャーノを中心としたチーズが多く手に入ることからも古くから発泡性ワインが好まれてきた地域で、イル ヴェイは糖分も酵母も一切添加せずに、ワインを早めにボトリングして、瓶内で二次醗酵させたフリッザンテを造っています(ヴィナイオータ用にはボトリングのタイミングを遅らせあまり発泡していないものをお願いしています)。ワイナリーは創業当時から地元密着型の量り売りをしており、注文があった分だけボトリングし販売を行っていることも特徴の一つです。
ブドウ畑は当初1ヘクタールほどでしたが、現在は8ヘクタールになり、ボルドー液以外の農薬を一切用いない有機農法を実践しています。ワイナリーではブドウのプレス時に若干量の二酸化硫黄を使うのみで、ボトリング時は一切添加していません。ワイナリー名のIl Veiは、ピアチェンツァの方言で「Il Vino(そのワイン)」を意味していて、最初に農場に付けた名前をそのまま引き継いで付けられました。1991年生まれの愛息リッカルドは、2017年から本格的にワイナリーの仕事を手伝い、父からワイナリーを引き継ぐ準備を始めました。(輸入業者ヴィナイオータ資料より)
イルヴェイ赤(微発泡)
左から、
Bonarda(ボナルダ)2022
品種:ボナルダ
優しく穏やかな味わいが魅力的なボナルダ。
伝統的な瓶内での2次発酵による、ほんのりと感じる発泡が心地よく、食事に合わせて楽しく飲めるワインです。
地元の量り売りでお客さんが微発泡を望む場合には、ワインの一部を醗酵途中で濾過冷却し甘口の状態で保存したものをその場で数リットルブレンドしている。
Barbera(バルベーラ)2021
品種:バルベーラ
いきいきとした果実味と酸を備えたバルベーラ。
この地のバルベーラの豊かな果実感をストレートに味わえるワインに仕上がっています。
Gutturnio Superiore(グットゥルニオ スーペリオーレ)2020
品種:バルベーラ、ボナルダ
ワンランク上のグットゥルニオ・スペリオーレ!
より葡萄の凝縮感のある、力強い仕上がり。
ゆっくり飲みたい、特別なグットゥルニオです!
Gutturnio(グットゥルニオ)2021
品種:バルベーラ、ボナルダ
グットゥルニオは、バルベーラとボナルダのブレンドで造られる赤ワイン。
ほんのり感じる発泡といきいきとした果実味のあるワイン。
さっぱり系かと思いきや、葡萄の旨みがぐぐっと感じられ、ダイレクトに葡萄の力を感じる美味しさです。
お肉や乳製品をたっぷり使った重めの料理をさっぱりと楽しませるだけでなく、しっかり受け止めるだけの力のあるワインです。
ゆたかな食文化を持つエミリア・ロマーニャのワイン、ぜひ食事と一緒にお楽しみください!
イルヴェイ白(微発泡)
左から、
Pinot Grigio(ピノ グリージョ)2023
品種:ピノ グリージョ
ピノ・グリージョはピノ・ノワールの変種で、グリージョ=灰色が意味するとおり、黒葡萄と白葡萄の中間的性格の品種。
一般的には白ワインになりますが、このワインは果皮からも抽出しており、ロゼワインに限りなく近い仕上がりです。
いきいきとした果実味、果皮由来の適度な重み。
それでいて、自然な造りが活きた、抜群の飲み心地のよさとさわやかさがあります!
Malvasia(マルヴァジーア)2023
品種:マルヴァジーア
豊かな香りとメリハリのある味わいのマルヴァジーア。
Ortrugo(オルトゥルーゴ)2023
品種:オルトゥルーゴ
D.O.C.コッリ・ピアチェンティーニの地場品種オルトゥルーゴの白ワイン。
ゆたかな葡萄の旨みがありますが、ほんのり感じる苦みが心地よく、後味はすっきり。
普段の食事に合わせて楽しんでほしい、自然な造りが生きた穏やかな味わいの白ワインです。
イルヴェイ(マグナムボトル1500ml)
左から、
Bianco (ビアンコ)2023
品種:オルトゥルーゴ、マルヴァジーア、ソーヴィニョン
その年の生産量に対して、古くからの顧客と、地元のトラットリア、そして日本への輸出分(輸出は日本だけ)を確保した後、残ったワインと圧搾して出てきたワインをブレンドしたものをヴァル ティ ドーネIGTとしてマグナムボトルに瓶詰。地元のトラットリアが愛用する、まさにイタリアの片田舎で飲むような素朴なハウスワインです。
Rosso (ロッソ)2022
品種:バルベーラ、ボナルダ
マグナムボトルに瓶詰されたロッソ。
品種構成は750mlのグットゥルニオと同じですが、より軽やかで、毎日の暮らしの中で、食事と一緒にたっぷり飲んでいただけるワインです!!
家族が集まるこの時期におすすめです!
ご来店をお待ちしております。
*まだ本数はございますが、早期完売が予想されますのでお早めのお求めをおすすめしております。
(お1人様2本までの販売とさせていただいております。ご了承ください)